最弱から一転、回復したポンド円の上値余地を注視か

2025.08.06
- 米・デイリー:サンフランシスコ連銀総裁の発言
- 欧・小売売上高
前日の米国通貨は、米ドルが対ユーロで往って来いとなった。ユーロ米ドルは1.1527から1.1587の間で推移。時間足20MAをまたいでの値動きに終始した。4時間足では200EMA手前にて価格が停滞しており、日足では20MAに上値をレジストされる形で滞留している最中だ。本日の米国時間での要人発言にて米ドルの強弱性に変化が生じるのか、要人発言後の値動きに注目したい。
欧州通貨は、ポンドが欧州時間から米国時間にかけて強含んだ。ポンド円は195.026から196.450まで上昇。時間足20MA下位から上位へと移行した。4時間足では、RSIが30から44まで回復しており、日足では75MA直下にて下抜けからの復活が見られている最中だ。なお本日のアジア時間でもポンドが対円にて強含んでいるため、米国時間でのポンドの方向性に警戒したい。
本日の指標は、15:00に独・製造業受注、17:30に英・建設業PMI、18:00に欧・小売売上高、20:00に米・MBA住宅ローン申請指数、23:30に米・週間原油在庫、26:00に米・10年債入札、27:00に米・クックFRB理事の発言、米・コリンズ:ボストン連銀総裁の発言、29:10米・デイリー:サンフランシスコ連銀総裁の発言がある予定だ。最弱から一転、回復したポンド円の上値余地を慎重に注視したい。
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