米指標控えドル円の上値余地を探る展開か
2026.05.15
- 米国5月ニューヨーク連銀製造業景気指数
- 米国4月鉱工業生産
前日の米国通貨は、米4月小売売上高が前月比0.5%と市場予想並みの伸びとなった一方、前週分新規失業保険申請件数が21.1万件へ増加し、強弱が混在する内容となった。もっとも、輸入物価の上昇や中東情勢を巡るインフレ警戒もあり、米ドルは底堅く推移した。ドル円は157.43から158.43のレンジで振れた後、158.38付近で引けており、158.00台を維持できるかが目先の焦点となる。上側では158.50近辺、下側では157.50から157.00付近が意識されやすく、本日の米製造業関連指標を受けて上値余地を見極めたい。
欧州通貨は、英国1-3月期GDP速報値が前期比0.6%と底堅い内容となった一方、英国政治を巡る不透明感が重しとなり、ポンドは対ドルで下落した。ポンドドルは一時1.3400近辺まで下落し、1.3500台を維持できずに上値の重い推移となっている。1.3400近辺を維持できるかが下値の焦点となり、上側では1.3480から1.3500付近が戻りの目安として意識されやすい。英景気の底堅さと政治リスクの綱引きが続くなか、ポンドの反発余地を確認したい。
本日の指標は、17:30の香港1-3月期GDP確定値、21:15のカナダ4月住宅着工件数、21:30の米国5月ニューヨーク連銀製造業景気指数、カナダ3月対カナダ証券投資額、カナダ3月製造業出荷、22:15の米国4月鉱工業生産と4月設備稼働率が中心となる。特にNY時間はニューヨーク連銀製造業景気指数と米鉱工業生産が米景気の強弱を測る材料となりやすく、米ドルと加ドルの反応を丁寧に見極めたい。
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