米PPI控え、ドル円157円台を維持か
2026.05.13
- ユーロ圏1-3月期GDP改定値
- 米国4月生産者物価指数(PPI)
前日の米国通貨は、米4月消費者物価指数(CPI)が前年比3.8%と市場予想を上回り、インフレ再加速への警戒から米ドルが底堅く推移した。ドル円は157.06から157.77のレンジで振れた後、157.67付近で引けており、157.00台を維持する展開が続いている。足元では157.80近辺が上値抵抗として意識されやすく、下側では157.00から156.50付近が下値支持として機能するかが焦点となりそうだ。本日の米PPIを受けて、米ドルの上値余地が広がるか見極めたい。
欧州通貨は、米CPIを受けた米ドル高が重しとなり、ユーロが対ドルで下落した。ユーロドルは1.1722から1.1789のレンジで推移した後、1.1735付近で引けており、1.1750近辺を回復できるかが目先の焦点となる。上側では1.1780から1.1800付近、下側では1.1720から1.1700付近が意識されやすい。本日はユーロ圏GDP改定値と鉱工業生産、ラガルドECB総裁の発言が予定されており、欧州景気と金融政策を巡る材料に対するユーロの反応を確認したい。
本日の指標は、14:00の日本4月景気ウォッチャー調査、15:45のフランス4月消費者物価指数(CPI、改定値)、18:00のユーロ圏1-3月期GDP改定値と3月鉱工業生産、20:00の米国MBA住宅ローン申請指数、21:30の米国4月生産者物価指数(PPI)、28:15のラガルドECB総裁発言が中心となる。米PPIは前月比0.5%、前年比4.8%が見込まれており、コアPPIも前月比0.3%、前年比4.3%が予想されている。特に欧州時間はユーロ圏GDPと鉱工業生産、NY時間は米PPIが材料となりやすく、ユーロと米ドルの反応を丁寧に見極めたい。
