米住宅指標でドル円の上値を試すか
2026.05.18
- 中国4月小売売上高・鉱工業生産
- 米国5月NAHB住宅市場指数
前営業日の米国通貨は、中東情勢を巡る不透明感と原油高を背景にインフレ警戒が強まり、米金利上昇とともに米ドルが底堅く推移した。ドル円は158.29から158.86のレンジで振れた後、158.77付近で引けており、158円台後半での推移が続いている。足元では159.00近辺が上値抵抗として意識されやすく、下側では158.30から158.00付近が下値支持として機能するかが焦点となりそうだ。本日の米NAHB住宅市場指数を受けて、米ドルの上値余地が広がるか見極めたい。
欧州通貨は、米ドル高と英国政治を巡る不透明感が重しとなり、ポンドが対ドルで下落した。ポンドドルは1.3314から1.3412のレンジで推移した後、1.3325付近で引けており、1.3300台前半まで水準を切り下げている。1.3350近辺を回復できるかが目先の焦点となり、上側では1.3400付近、下側では1.3310から1.3300付近が意識されやすい。米ドル主導の地合いが続くなか、ポンドの下げ止まりを確認したい。
本日の指標は、11:00の中国4月小売売上高と4月鉱工業生産、16:00のトルコ5月消費者信頼感指数、23:00の米国5月NAHB住宅市場指数、29:00の米国3月対米証券投資が中心となる。中国小売売上高は前年比0.2%、鉱工業生産は前年比4.1%となり、いずれも市場予想を下回った。米NAHB住宅市場指数は34が見込まれており、米住宅市場の景況感を確認する材料となりやすい。週明けは主要指標が限られる一方、中国指標と米住宅関連指標が景気見通しに影響しやすく、米ドルとポンドの反応も丁寧に見極めたい。
