BOE政策金利発表でのポンドのボラティリティに要注意か
2025.08.07
- 独・鉱工業生産
- 英・BOE政策金利と声明発表
前日の米国通貨は、米ドルが対ユーロで弱含んだ。ユーロ米ドルは1.1563から1.1667まで上昇。時間足20MAに沿っての上昇トレンドが発生した。4時間足では、上値抵抗帯となっていた200EMAを実体足で上抜けており、日足では20MA下位から上位へと移行している。なお本日のアジア時間でも上昇が見られるため、米国時間での米ドルのさらなる軟化に注目したい。
欧州通貨は、本日のBOE政策金利発表を前に、ポンドが対米ドルで上昇した。ポンド米ドルは1.3281から1.3368まで上昇。時間足ボリンジャーバンド-2σから+3σまで移行した。4時間足では、20MAに沿っての上昇が継続しており、日足では4日続伸。RSIが30から44まで回復している。本日のBOE政策金利発表では0.25%の利下げ予想となっているが、指標発表後の値動きに十分注意したい。
本日は、8:50に日・対外/対内証券投資、10:30に豪・貿易収支、12:00にNZ・第3四半期2年インフレ予想、14:00に日・景気動向指数、15:00に独・鉱工業生産、独・貿易収支、20:00に英・BOE政策金利と声明発表、20:30に英・ベイリーBOE総裁の発言、21:30に米・非農業部門労働生産性指数、米・新規失業保険申請件数、23:00に加・Ivey購買部協会指数、米・卸売在庫、米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言、26:00に米・30年債入札がある予定だ。BOE政策金利発表にて、ポンドの突発的なボラティリティの高まりに注意したい。
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