急回復が著しいユーロポンドの上伸性を静観か

2025.07.23
- 欧・消費者信頼感指数
- 米・週間原油在庫
前日の米国通貨は、加ドルが対円で弱含んた。加ドル円は108.063から107.185まで下落。時間足ボリンジャーバンド+3σから-3σまで値が落ちた。4時間足では、20MAに上値をレジストされる形で反落しており、日足では一時的に10MAのサポートラインを割り込んだ。一方で本日のアジア時間では、昨日高値を更新しているため、米国時間での値動きに注意したい。
欧州通貨は、ユーロが対ポンドで上昇した。ユーロポンドは0.8661から0.8693まで上昇。時間足20MA下位から上位へと移行した。4時間足では、20MAに下値を支持されながら価格上昇しており、日足では10MAに沿っての上昇トレンドが先月初旬から継続している。このまま今年4月につけた年初来高値に届くのか、ユーロの上伸性に注意したいところだ。
本日の指標は、9:30に豪・Westpac先行指数、10:30に日・内田日銀副総裁の発言、15:00に日・工作機械受注、17:00に南ア・消費者物価指数、20:00に米・MBA住宅ローン申請指数、23:00に欧・消費者信頼感指数、米・中古住宅販売件数、23:30に米・週間原油在庫、26:00に米・20年債入札がある予定だ。急回復が著しいユーロポンドの上伸性を慎重に静観したい。
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