上値が重くなったスイスフランの回復余地を静観か

2025.07.18
- 日・消費者物価指数
- 独・生産者者物価指数
前日の米国通貨は、昨日発表された米・6月小売売上高が、前月のマイナス0.9%からプラス0.6%に改善したことで、米ドルが対円で反発した。米ドル円は147.694から149.075まで上昇。時間足20MA下位から上位へと移行した。4時間足では20MA割れから20MA上位へと回復しており、日足では10MAに上値をサポートされての上昇が継続している。
欧州通貨は、スイスフランの上値が重くなった。米ドルフランは0.7993から0.8063まで上昇。時間足20MAに沿っての価格上昇が見られた。4時間足では200EMA直下までの反発が入っており、日足では、レジストされていた20MAを実体足で上抜けている。本日の米国時間でもスイスフランが軟化していくのか、方向性に注目したい。
本日の指標は、7:30に米・ウォラーFRB議長の発言、8:30に日・消費者物価指数、15:00に独・生産者者物価指数、17:00に欧・経常収支、17:15に独・ナーゲル独連銀総裁の発言、18:00に欧・建設業生産高、21:30に米・住宅着工件数、23:00に米・ミシガン大消費者信頼感指数がある予定だ。上値が重くなったスイスフランの回復余地を慎重に静観したい。
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