最弱となった米ドルが要人発言にて回復するのか注視か

2025.06.03
- 米・クックFRB理事の発言
- 欧・雇用統計
前日の米国通貨は、米ドルが終日最弱となった。ユーロ米ドルは1.1344から1.1448まで上昇。時間足20MAに沿っての上昇トレンド発生となった。4時間足ではボリンジャーバンド+2σまでローソク足が伸びており、日足でも4時間足と同様の値動きとなっている。このまま米ドルが軟化しユーロが伸びていくのか、要人発言と照らし合わせつつ注目したい。
欧州通貨は、ポンドが対円で3日続落した。ポンド円は193.898から192.993まで下落。時間足20MAに上値をレジストされながら緩やかに下降した。4時間足では先月安値圏からの反発が入りつつあり、日足では200SMAに下値をサポートされている。本日の米国時間でポンドの勢力が弱まるのか、方向性に注目したい。
本日は、10:30に豪・経常収支、豪・RBA議事録公表、12:35に日・10年債入札、16:50に日・植田日銀総裁の発言、18:00に欧・消費者物価指数、欧・雇用統計、18:30に南ア・実質DGP、23:00に米・製造業新規受注、米・JOLTS求人、米・耐久財受注、22:45に米・グールズビー:シカゴ連銀総裁の発言、26:00に米・クックFRB理事の発言がある予定だ。最弱となった米ドルが要人発言にて回復するのか、方向性を注視したい。
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