弱含んだユーロの回復余地に注目か

2025.06.02
- 日・設備投資
- 欧・製造業PMI
先週末の米国通貨は、米ドルが対スイスフランで上昇した。米ドルフランは0.8198から0.8249まで上昇。時間足ボリンジャーバンド+2σから-2σの間で推移した。4時間足では10MAに上値をレジストされており、日足では20MAの上値抵抗帯を突破できずにいる状況だ。欧州時間にて米ドルが強含んでいくのか、注目したい。
欧州通貨は、5月30日に発表された独・消費者物価指数が、前年比で前月の2.1%と変わらなかったことで、ユーロが対米ドルで下落した。ユーロ米ドルは1.1389から1.1311まで低下。時間足200EMA直下まで値を下げた。4時間足では200SMAラインを直下にて方向感を模索。一方で日足ではRSIがわずかに上向いている。本日の米国時間でもユーロが弱含んでいくのか、注視したい。
本日は、8:50に日・設備投資、15:00に英・ネーションワイド住宅価格、16:555に独・製造業PMI、17:00に欧・製造業PMI、17:30に英・消費者信用残高、英・マネーサプライ、17:30に英・製造業PMI、22:45に米・PMI購買担当者景気指数、23:00に米・ISM製造業景気指数、米・建設支出、25:45に米・グールズビー:シカゴ連銀総裁の発言、26:00に米・パウエルFRB議長の発言ある予定だ。弱含んだユーロの回復余地をじっくりと注視したい。
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