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上昇したユーロの上伸性を注視か

相場レポート

上昇したユーロの上伸性を注視か

上昇したユーロの上伸性を注視か
本日のポイント
  1. 独・雇用統計
  2. NZ・RBNZ政策金利と声明発表

前日の米国通貨は、加ドルが対円で上昇した。加ドル円は103.529から104.974まで上昇。時間足20MA下位から上位へと移行した。4時間足ではボリンジャーバンド+3σまでローソク足が上昇しており、日足では下値を固めての切り返し反発が入っている状況だ。このまま加ドルが上値を更新していくのか、米国時間での値動きに注意したい。

欧州通貨は、昨日発表された欧・5月景況感が、前月の93.6から94.8に改善したことで、ユーロが対豪ドルで上昇した。ユーロ豪ドルは1.7526から1.7627まで上昇。時間足10MAに沿っての上昇が見られた。4時間足では20MA下位から上位へと移行しており、日足では20MA直下にて方向性を模索している最中だ。

本日は、9:00に日・氷見野日銀副総裁の発言、10:30に豪・消費者物価指数、11:00にNZ・RBNZ政策金利と声明発表、12:00にNZ・ホークスビーRBNZ総裁の記者会見、16:55に独・雇用統計、20:00に米・MBA住宅ローン申請指数、23:00に米・リッチモンド連銀製造業指数、26:00に米・5年債入札、27:00に米・FOMC議事録公表がある予定だ。上昇したユーロの上伸性を慎重に見極めたい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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