上昇したユーロの上伸性を注視か

2025.05.28
- 独・雇用統計
- NZ・RBNZ政策金利と声明発表
前日の米国通貨は、加ドルが対円で上昇した。加ドル円は103.529から104.974まで上昇。時間足20MA下位から上位へと移行した。4時間足ではボリンジャーバンド+3σまでローソク足が上昇しており、日足では下値を固めての切り返し反発が入っている状況だ。このまま加ドルが上値を更新していくのか、米国時間での値動きに注意したい。
欧州通貨は、昨日発表された欧・5月景況感が、前月の93.6から94.8に改善したことで、ユーロが対豪ドルで上昇した。ユーロ豪ドルは1.7526から1.7627まで上昇。時間足10MAに沿っての上昇が見られた。4時間足では20MA下位から上位へと移行しており、日足では20MA直下にて方向性を模索している最中だ。
本日は、9:00に日・氷見野日銀副総裁の発言、10:30に豪・消費者物価指数、11:00にNZ・RBNZ政策金利と声明発表、12:00にNZ・ホークスビーRBNZ総裁の記者会見、16:55に独・雇用統計、20:00に米・MBA住宅ローン申請指数、23:00に米・リッチモンド連銀製造業指数、26:00に米・5年債入札、27:00に米・FOMC議事録公表がある予定だ。上昇したユーロの上伸性を慎重に見極めたい。
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