大相場から一転、反落に入ったユーロ米ドルの下値余地に注意か

2025.03.14
- 独・消費者物価指数
- 英・月次GDP
前日の米国通貨は、加ドルが対円で下落した。加ドル円は103.284から102.054まで下落。時間足200SMAに上値をレジストされる形で値を下げた。4時間足では75MAに上値を抑えられており、日足では10MAに沿っての下降トレンドが継続している。このまま加ドルの軟化が米国時間でも継続するのか警戒したい。
欧州通貨は、ユーロが対米ドルで反落した。ユーロ米ドルは1.0896から1.0822まで下落。時間足20MAに沿っての下落が継続した。4時間足ではボリンジャーバンド+2σから-2σまで価格が停滞しており、日足でも4時間足同様にボリンジャーバンド+2σからの反落が入っている。2日続落したユーロの方向性に注意したい。
16:00に独・卸売物価指数、英・月次GDP、独・消費者物価指数、英・鉱工業生産、英・製造業受注、16:45に仏・消費者物価指数、21:30に加・製造業売上高、加・卸売売上高、23:00に米・ミシガン大消費者信頼感指数がある予定だ。大相場から一転、反落に入ったユーロ米ドルの下値余地に十分注意したい。
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