米雇用統計でドル円は動意づくか
2026.05.08
- 米国4月雇用統計
- カナダ4月雇用統計
前日の米国通貨は、米国とイランの一時停戦期待が後退し、中東情勢への警戒が再び意識されるなか、米ドルが下げ渋る展開となった。日本の為替介入観測も引き続き意識され、ドル円は156.01から156.96のレンジで推移した後、156.85付近で引けている。足元では157.00近辺が戻りの目安となり、上値では157.00から157.50付近、下値では156.00から155.50付近が意識されやすい。本日の米雇用統計を受けて、米ドルの方向感が明確となるか見極めたい。
欧州通貨は、英国地方選挙を巡る政治リスクが意識される一方、米ドルの上値が限られたことで、ポンドが対ドルで小幅に底堅く推移した。ポンドドルは1.3590台から1.3630台のレンジで振れた後、1.3620付近まで上昇しており、1.3600を維持できるかが目先の焦点となる。上値では1.3630から1.3650付近、下値では1.3590から1.3550付近が意識されやすい。本日はラガルドECB総裁の発言機会も予定されており、欧州通貨の金融政策材料への反応を確認したい。
本日の指標は、15:00のドイツ3月鉱工業生産と3月貿易収支、16:00のラガルドECB総裁発言、21:30の米国4月雇用統計、カナダ4月雇用統計、23:00の米国5月ミシガン大学消費者信頼感指数・速報値と米国3月卸売在庫が中心となる。米雇用統計は非農業部門雇用者数、失業率、平均時給が同時に発表されるため、結果次第で米ドルの反応が大きくなりやすい。特にNY時間は米国とカナダの雇用指標が重なるため、米ドル、加ドル、円の初動を丁寧に見極めたい。
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