対円で下落した加ドルの下値余地に注意か
2025.02.28
- 日・東京消費者物価指数
- 米・PCEデフレーター
前日の米国通貨は、昨日発表された加・第4四半期経常収支が、前回値のマイナス32.3億加ドルからマイナス49.9億加ドルに悪化したことで、加ドルが対円で下落した。加ドル円は104.671から103.573まで低下。時間足20MA上位から下位へと移行した。4時間足では20MAに沿っての下降トレンドが継続しており、日足ではRSIが売られすぎサインの30まで下降している。
欧州通貨は、ポンドが対円で下落した。ポンド円は190.095から188.561まで下落。時間足200SMAに上値をレジストされる形で下降した。4時間足では75MAが上値抵抗帯として機能しており、日足では緩やかに上値・下値を切り下げている。このまま欧州時間でもポンドの軟化が見られるのか、慎重に見極めたい。
本日は、8:30に日・東京消費者物価指数、8:50に日・鉱工業生産、日・小売業販売額、日・対外/対内証券投資、10:00にフィリピン・貿易収支、16:00に英・ネーションワイド住宅価格、トルコ・雇用統計、16:30にタイ・貿易収支、16:30にスイス・小売売上高、16:45に仏・消費者物価指数、17:00にスイス・KOFスイス先行指数、17:55に独・雇用統計、19:30に印・実質GDP、22:00に独・消費者物価指数、22:30に加・実質GDP、米・個人所得、米・PCEデフレーター、米・卸売在庫、23:45に米・シカゴ購買部協会景気指数がある予定だ。対円で下落した加ドルの下値余地に注意したい。
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