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反発上昇を見せたポンド円の上値余地を静観か

相場レポート

反発上昇を見せたポンド円の上値余地を静観か

反発上昇を見せたポンド円の上値余地を静観か
本日のポイント
  1. 英・製造業PMI
  2. 米・PMI購買担当者景気指数

先週末の米国通貨は、2月28日に発表された米・PCEデフレーターが、前年比でコア含め前月から低下したにも関わらず、米ドルが対円で上昇した。米ドル円は149.104から150.986まで上昇。時間足200SMAのレジスタンスを上抜けた。4時間足では75MA付近まで価格が回復しており、日足ではボリンジャーバンド-2σから中心線にかけての回帰が発生した。

欧州通貨は、米国時間にかけてポンドが米ドルに次いで強含んだ。ポンド円は187.963から190.312まで上昇。時間足RSIが35から62まで回復した。4時間足では20MA下位から上位へと上昇しており、日足では下値更新を免れ反発が入る形となった。このまま月初でもポンドが強さを維持していくのか注目したい。

本日は、9:30にインドネシア・製造業PMI、マレーシア・製造業PMI、タイ・製造業PMI、13:00にインドネシア・消費者物価指数、14:00に印・製造業PMI、16:00にトルコ・製造業PMI、トルコ・消費者物価指数、17:30に香港・小売売上高、スイス・製造業PMI、17:50に仏・製造業PMI、17:55に独・製造業PMI、18:00に欧・製造業PMI、18:30に英・製造業PMI、19:00に欧・消費者物価指数、23:45に米・PMI購買担当者景気指数、24:00に米・ISM製造業景気指数がある予定だ。反発上昇を見せたポンド円の上値余地をじっくりと静観したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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