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上値が限定されたスイスフランの動向を静観か

相場レポート

上値が限定されたスイスフランの動向を静観か

上値が限定されたスイスフランの動向を静観か
本日のポイント
  1. 米・中古住宅販売件数
  2. 欧・消費者信頼感指数

前日の米国通貨は、米ドルが対円で往って来いとなった。米ドル円は148.630から149.878の間で推移。時間足20MAをまたいでの値動きが見られた。4時間足ではボリンジャーバンド-2σからの反発が入っており、日足でも4時間足と同様の値動きとなっている。米国時間にかけて特徴的な値動きが生じるのか、指標発表と要人発言に注意したい。

欧州通貨は、スイスフランが対円で下落した。フラン円は167.395から166.338の間で推移。時間足20MA上位から下位へと移行した。4時間足では20MA直下にて方向感を模索するかの値動きが見られ、日足では10MAに上値をレジストされての下降トレンドが継続している。欧州時間でもスイスフランの軟化が見られるのか注視したい。

本日は、9:00にNZ・ANZ企業信頼感、16:00にトルコ・貿易収支、16:45に仏・生産者物価指数、17:00にスイス・実質GDP、18:00に欧・マネーサプライ、18:30に南ア・生産者物価指数、19:00に欧・消費者信頼感指数、欧・景況感指数、21:00にメキシコ・貿易収支、ブラジル・雇用統計、22:30に米・新規失業保険申請件数、加・経常収支、米・実質GDP、米・耐久財受注、24:00に米・バーFRB副議長の発言、米・中古住宅販売件数がある予定だ。上値が限定されたスイスフランの動向を慎重に注視したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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