上値が限定されたスイスフランの動向を静観か

2025.02.27
- 米・中古住宅販売件数
- 欧・消費者信頼感指数
前日の米国通貨は、米ドルが対円で往って来いとなった。米ドル円は148.630から149.878の間で推移。時間足20MAをまたいでの値動きが見られた。4時間足ではボリンジャーバンド-2σからの反発が入っており、日足でも4時間足と同様の値動きとなっている。米国時間にかけて特徴的な値動きが生じるのか、指標発表と要人発言に注意したい。
欧州通貨は、スイスフランが対円で下落した。フラン円は167.395から166.338の間で推移。時間足20MA上位から下位へと移行した。4時間足では20MA直下にて方向感を模索するかの値動きが見られ、日足では10MAに上値をレジストされての下降トレンドが継続している。欧州時間でもスイスフランの軟化が見られるのか注視したい。
本日は、9:00にNZ・ANZ企業信頼感、16:00にトルコ・貿易収支、16:45に仏・生産者物価指数、17:00にスイス・実質GDP、18:00に欧・マネーサプライ、18:30に南ア・生産者物価指数、19:00に欧・消費者信頼感指数、欧・景況感指数、21:00にメキシコ・貿易収支、ブラジル・雇用統計、22:30に米・新規失業保険申請件数、加・経常収支、米・実質GDP、米・耐久財受注、24:00に米・バーFRB副議長の発言、米・中古住宅販売件数がある予定だ。上値が限定されたスイスフランの動向を慎重に注視したい。
過去の相場レポート
2025.09.22
史上最高値更新から一転、反落したフラン円の反発力に注目か
2025.09.19
史上最高値を更新しているスイスフランの上値余地に警戒か
2025.09.18
FOMC明けの米ドルとともに強含んだポンドの上伸性に注目か
2025.09.17
上昇しているユーロ米ドルが政策金利発表により変化するのか注視か
2025.09.16
対米ドルで強含んだユーロの上値余地を静観か
2025.09.15
年初来高値を更新したポンド円の上伸性に注目か
2025.09.12
ECB後に微上昇したユーロの上値余地を静観か
2025.09.11
ECB政策金利発表後のラガルドECB総裁の記者会見での発言に注意か
2025.09.10
対円で弱含んだポンドの回復余地を静観か
2025.09.09
続伸したユーロ米ドルの上値余地に注目か