上値が重くなったスイスフランの反発力に注目か

2025.02.14
- 欧・実質GDP
- 独・卸売物価指数
前日の米国通貨は、加ドルが対円で小反落した。加ドル円は108.309から107.358まで下落。時間足20MA上位から下位へと移行した。4時間足では200SMAに上値をレジストされており、日足では75MAが上値抵抗帯として機能している。このまま加ドルの対円での軟化が継続するのか、注目したい。
欧州通貨は、昨日発表されたスイス・1月消費者物価指数(CPI)が、前年比で前月の0.6%から0.4%に0.2ポイント低下したことで、スイスフランが対円で下落した。フラン円は169.746から168.756まで下落。時間足20MAに沿っての上昇トレンドが崩れた。4時間足ではRSIが70タッチからの反落となっており、日足では20MAにて上昇から方向転換している。
本日は、8:50に日・対内/対外証券投資、9:00にシンガポール・実質GDP、15:30に印・卸売物価指数、16:00に独・卸売物価指数、16:30にスイス・生産者輸入価格、19:00に欧・実質GDP、19:30に露・主要金利、22:30に加・製造業売上高、米・小売売上高、米・輸入物価指数、23:15に米・鉱工業生産、25:00に露・消費者物価指数、29:00に米・ローガン:ダラス連銀総裁の発言がある予定だ。上値が重くなったスイスフランの反発力に注目したい。
過去の相場レポート
2025.05.08
対オセアニアで反発したユーロが上伸するのか方向性に注目か
2025.05.07
最弱となったスイスフランの回復余地を注視か
2025.05.06
弱含んだ米ドルの下値余地に要警戒か
2025.05.05
日本市場休場下での通貨強弱に要注意か
2025.05.02
最強通貨となった米ドルの上値余地に注目か
2025.05.01
対米ドルで続落したユーロの回復余地に注目か
2025.04.30
行って来いとなった米ドル円の方向性が明確となるのか注目か
2025.04.29
対米ドルで上昇したポンドの上伸性に注目か
2025.04.28
大きく上昇したフラン円の上値余地を静観か
2025.04.25
対円で下落した加ドルが反発を見せるのか米国時間での値動きに注目か