小売売上高の下振れで下落した米ドルの下値余地に警戒か
2025.02.17
- 加・住宅着工件数
- 日・鉱工業生産
先週末の米国通貨は、14日に発表された米・1月小売売上高が、前月の0.4%からマイナス0.4%に下振れたことで、米ドルが対円で下落した。米ドル円は153.137から152.031まで下落。時間足20MAに上値を抑えられての下降が見られた。4時間足では200EMAタッチにて反落が入っており、日足では時間足同様20MAからの反落が入っている。
欧州通貨は、米ドル同様対円で弱含んだ。ユーロ円は160.256から159.438まで下落。時間足20MAをまたいでの値動きとなった。4時間足ではかろうじて75MAが下値をサポートしている状況だ。日足では20MAからの反落が入っている。このままユーロが対円で下伸していくのか注視したい。
本日は、8:50に日・実質GDP一次速報値、9:01に英・ライトムーブ住宅価格、11:30にタイ・実質GDP、13:00にインドネシア・貿易収支、13:30に日・鉱工業生産、日・第三次産業活動指数、19:00に欧・貿易収支、22:15に加・住宅着工件数、22:30に加・国際証券取扱高、23:30に米・ハーカー:フィラデルフィア連銀総裁がある予定だ。米・小売売上高の下振れで下落した米ドルの下値余地に警戒したい。
過去の相場レポート
2025.12.19
BOE後に弱含んだポンドが回復するのか方向性を静観か
2025.12.18
対円で上昇したユーロが本日のECBにて流れを変えるのか注視か
2025.12.17
下落したユーロ米ドルが下値を掘り下げるのか注視か
2025.12.16
対円で下落した米ドルが下値を掘り下げるのか注視か
2025.12.15
対米ドルで上昇したユーロの上伸性を静観か
2025.12.12
往って来いとなったポンド米ドルの回復余地を静観か
2025.12.11
対米ドルで上昇したユーロが上値を伸ばしていくのか方向性を注視か
2025.12.10
対円で上昇した米ドルがFOMCにより軟化するのか値動きに警戒か
2025.12.09
年初来高値を更新したポンド円の上伸性に注目か
2025.12.08
対オセアニアで続落したユーロの下値余地に要警戒か
