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小売売上高の下振れで下落した米ドルの下値余地に警戒か

相場レポート

小売売上高の下振れで下落した米ドルの下値余地に警戒か

小売売上高の下振れで下落した米ドルの下値余地に警戒か
本日のポイント
  1. 加・住宅着工件数
  2. 日・鉱工業生産

先週末の米国通貨は、14日に発表された米・1月小売売上高が、前月の0.4%からマイナス0.4%に下振れたことで、米ドルが対円で下落した。米ドル円は153.137から152.031まで下落。時間足20MAに上値を抑えられての下降が見られた。4時間足では200EMAタッチにて反落が入っており、日足では時間足同様20MAからの反落が入っている。

欧州通貨は、米ドル同様対円で弱含んだ。ユーロ円は160.256から159.438まで下落。時間足20MAをまたいでの値動きとなった。4時間足ではかろうじて75MAが下値をサポートしている状況だ。日足では20MAからの反落が入っている。このままユーロが対円で下伸していくのか注視したい。

本日は、8:50に日・実質GDP一次速報値、9:01に英・ライトムーブ住宅価格、11:30にタイ・実質GDP、13:00にインドネシア・貿易収支、13:30に日・鉱工業生産、日・第三次産業活動指数、19:00に欧・貿易収支、22:15に加・住宅着工件数、22:30に加・国際証券取扱高、23:30に米・ハーカー:フィラデルフィア連銀総裁がある予定だ。米・小売売上高の下振れで下落した米ドルの下値余地に警戒したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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