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BOE政策金利発表にてポンドの軟化が見られるのか注意か

相場レポート

BOE政策金利発表にてポンドの軟化が見られるのか注意か

BOE政策金利発表にてポンドの軟化が見られるのか注意か
本日のポイント
  1. スイス・雇用統計
  2. 英・BOE政策金利と声明発表

前日の米国通貨は、米ドルが対ユーロで上昇した。ユーロ米ドルは1.0370から1.0442の間で推移。時間足200SMAの上値抵抗帯を実体足で上抜けた。4時間足ではボリンジャーバンド+2σまで価格が伸びており、日足では3日続伸している。このまま米ドルの上値が重くなり米ドルが下降していくのか、欧州時間での値動きに注目したい。

欧州通貨は、本日のBOE政策金利発表を控えたポンドが、対円で下落した。ポンド円は192.765から190.296まで下落。時間足20MAに沿っての下降が見られた。4時間足では200EMAに上値を抑えられての反落が入っている。日足でも4時間足と同様の値動きが見られるため、政策金利発表にてポンドが更に軟化するのか注視したい。

本日は、8:00に韓・経常収支、8:50に日・対外/対内証券投資、9:30に豪・貿易収支、10:00にフィリピン・失業率、15:45にスイス・雇用統計、16:00に独・製造業新規受注、16:00にスウェーデン・消費者物価指数、18:30に英・建設業PMI、19:00に欧・小売売上高、21:00に英・BOE政策金利と声明発表、21:30に米・チャレンジャー人員削減数、ベイリーBOE総裁の記者会見、22:30に米・新規失業保険申請件数、米・非農業部門労働生産性指数、24:00に加・Ivey購買部協会指数がある予定だ。BOE政策金利発表にてポンドの軟化が見られるのか、指標発表後の値動きに注意したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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