雇用統計にて方向性に変化が生じるのか加ドルの行方を注視か

2025.02.07
- 加・雇用統計
- 独・鉱工業生産
前日の米国通貨は、本日の雇用統計を控え、加ドルが対円で下落した。加ドル円は106.681から105.645まで下落。時間足20MAに上値を抑えられる形で続落した。4時間足ではボリンジャーバンド-2σまでローソク足が低下しており、日足ではRSIが35付近での停滞を続けている。雇用統計結果次第で加ドルが回復するのか注視したい。
欧州通貨は、ユーロが対円で2日続落した。ユーロ円は158.834から157.050まで下落。時間足10MAに沿っての下降トレンドが確認された。4時間足ではRSIが売られすぎサインの30直下まで低下。日足でも同様の値動きが見られている。このままユーロが対円で軟化していくのか、方向性に注意したい。
本日は、8:30に日・全世帯家計調査、13:00にマレーシア・鉱工業生産、13:30に印・中銀政策金利と声明発表、14:00に日・景気動向指数、16:00に独・鉱工業生産、独・貿易収支、16:45に仏・経常収支、仏・貿易収支、17:00に台湾・消費者物価指数、21:00にメキシコ・消費者物価指数、22:30に米・雇用統計、加・雇用統計、23:25に米・ボウマンFRB理事の発言、24:00に米・卸売在庫、米・ミシガン大消費者信頼感指数がある予定だ。雇用統計にて方向性に変化が生じるのか、加ドルの行方を注視したい。
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