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雇用統計にて方向性に変化が生じるのか加ドルの行方を注視か

相場レポート

雇用統計にて方向性に変化が生じるのか加ドルの行方を注視か

雇用統計にて方向性に変化が生じるのか加ドルの行方を注視か
本日のポイント
  1. 加・雇用統計
  2. 独・鉱工業生産

前日の米国通貨は、本日の雇用統計を控え、加ドルが対円で下落した。加ドル円は106.681から105.645まで下落。時間足20MAに上値を抑えられる形で続落した。4時間足ではボリンジャーバンド-2σまでローソク足が低下しており、日足ではRSIが35付近での停滞を続けている。雇用統計結果次第で加ドルが回復するのか注視したい。

欧州通貨は、ユーロが対円で2日続落した。ユーロ円は158.834から157.050まで下落。時間足10MAに沿っての下降トレンドが確認された。4時間足ではRSIが売られすぎサインの30直下まで低下。日足でも同様の値動きが見られている。このままユーロが対円で軟化していくのか、方向性に注意したい。

本日は、8:30に日・全世帯家計調査、13:00にマレーシア・鉱工業生産、13:30に印・中銀政策金利と声明発表、14:00に日・景気動向指数、16:00に独・鉱工業生産、独・貿易収支、16:45に仏・経常収支、仏・貿易収支、17:00に台湾・消費者物価指数、21:00にメキシコ・消費者物価指数、22:30に米・雇用統計、加・雇用統計、23:25に米・ボウマンFRB理事の発言、24:00に米・卸売在庫、米・ミシガン大消費者信頼感指数がある予定だ。雇用統計にて方向性に変化が生じるのか、加ドルの行方を注視したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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