上昇したスイスフランの継続性を静観か

2025.02.05
- 米・PMI購買担当者景気指数
- 欧・非製造業PMI
前日の米国通貨は、米ドルが対ユーロで落ち込んだ。ユーロ米ドルは2日続伸。1.0272から1.0386まで上昇した。4時間足ではレジストされていた200SMAラインを上抜けており、日足では先月安値の更新を免れての上昇が継続している。このまま米ドルが軟化し続けるのか注目したい。
欧州通貨は、スイスフランが対円で小幅上昇した。フラン円は169.668から171.024まで上昇。時間足20MAに沿ってのトレンドが見られた。4時間足では75MAのレジスタンスラインまでローソク足が伸びており、日足では20MAの中心線へ向けての回帰が見られた。一方で本日のアジア時間ではスイスフランが軟化しているため、欧州時間での方向性に注意したい。
本日は、6:45にNZ・雇用統計、8:00に韓・消費者物価指数、8:30に日・毎月勤労統計、10:00にフィリピン・消費者物価指数、10:45に中・財新PMI、13:00にインドネシア・小売売上高、14:00に印・サービス業PMI、16:45に仏・鉱工業生産、17:50に仏・非製造業PMI、17:55に独・非製造業PMI、18:00に欧・非製造業PMI、18:30に英・非製造業PMI、19:00に欧・生産者物価指数、21:00に米・MBA住宅ローン申請指数、ブラジル・鉱工業生産、22:15に米・ADP雇用者数、22:30に米・貿易収支、加・国際商品貿易、23:45に米・PMI購買担当者景気指数、24:00に米・ISM非製造業景気指数、24:30に米・週間原油在庫がある予定だ。上昇したスイスフランの継続性を慎重に静観したい。
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