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上昇したスイスフランの継続性を静観か

相場レポート

上昇したスイスフランの継続性を静観か

上昇したスイスフランの継続性を静観か
本日のポイント
  1. 米・PMI購買担当者景気指数
  2. 欧・非製造業PMI

前日の米国通貨は、米ドルが対ユーロで落ち込んだ。ユーロ米ドルは2日続伸。1.0272から1.0386まで上昇した。4時間足ではレジストされていた200SMAラインを上抜けており、日足では先月安値の更新を免れての上昇が継続している。このまま米ドルが軟化し続けるのか注目したい。

欧州通貨は、スイスフランが対円で小幅上昇した。フラン円は169.668から171.024まで上昇。時間足20MAに沿ってのトレンドが見られた。4時間足では75MAのレジスタンスラインまでローソク足が伸びており、日足では20MAの中心線へ向けての回帰が見られた。一方で本日のアジア時間ではスイスフランが軟化しているため、欧州時間での方向性に注意したい。

本日は、6:45にNZ・雇用統計、8:00に韓・消費者物価指数、8:30に日・毎月勤労統計、10:00にフィリピン・消費者物価指数、10:45に中・財新PMI、13:00にインドネシア・小売売上高、14:00に印・サービス業PMI、16:45に仏・鉱工業生産、17:50に仏・非製造業PMI、17:55に独・非製造業PMI、18:00に欧・非製造業PMI、18:30に英・非製造業PMI、19:00に欧・生産者物価指数、21:00に米・MBA住宅ローン申請指数、ブラジル・鉱工業生産、22:15に米・ADP雇用者数、22:30に米・貿易収支、加・国際商品貿易、23:45に米・PMI購買担当者景気指数、24:00に米・ISM非製造業景気指数、24:30に米・週間原油在庫がある予定だ。上昇したスイスフランの継続性を慎重に静観したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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