弱含んだスイスフランの下値余地に警戒か

2025.01.30
- 米・中古住宅販売保留
- 欧・ECB政策金利と声明発表
前日の米国通貨は、米FOMCにて政策金利が4.25‐4.50%に据え置かれたことで、米ドルが対ユーロで小幅上昇した。ユーロ米ドルは1.0443から1.0382まで下落。時間足20MA上位から下位へと移行した。4時間足では20MAが上値抵抗帯となっており、日足では75MAに上値をレジストされている。
欧州通貨は、スイスフランが対円で下落した。フラン円は172.302から170.841まで下落。時間足ボリンジャーバンド+2σから-2σまで低下した。4時間足ではボリンジャーバンド-3σまでローソクが低下しており、日足では今月安値を更新するかの勢いだ。このままスイスフランが対円で軟化していくのか、欧州時間での値動きに注意したい。
本日は、15:10に日・氷見野日銀副総裁の発言、15:30に仏・第4四半期GDP、仏・消費者支出、16:00に独・輸入物価指数、スイス・貿易収支、17:00にKOF先行指数、18:00に独・第4四半期GDP、18:30に英・住宅ローン承認件数、19:00に欧・第4四半期GDP、22:15に欧・ECB政策金利と声明発表、22:30に米・新規失業保険申請件数、22:45に欧・ラガルドECB総裁の発言、24:00に米・中古住宅販売保留がある予定だ。弱含んだスイスフランの下値余地に警戒したい。
過去の相場レポート
2025.09.04
PPI低下も上昇したユーロの上値余地を静観か
2025.09.03
対円で上昇したスイスフランの上値余地を注視か
2025.09.02
対米ドルで下落した加ドルの下値余地を注視か
2025.09.01
米国が休場下での月初の値動きを注視か
2025.08.29
上値が重くなっている米ドル円の米国時間での値動きに要警戒か
2025.08.28
対円にて上昇した加ドルが上値更新を見せるのか警戒か
2025.08.27
続落後の方向感に欠ける相場が継続となるのかユーロ豪ドルを静観か
2025.08.26
対米ドルで弱含んだポンドが回復を見せるのか静観か
2025.08.25
来月のFOMC利下げ容認発言にて下落した米ドルの下伸性に注目か
2025.08.22
対円で上昇したポンドの上伸性に注目か