最弱通貨となった加ドルの回復が見られるのか注視か

2025.01.31
- 米・PCEデフレータデフレーター
- 加・GDP
前日の米国通貨は、加ドルが米国時間で最弱通貨となった。加ドル円は107.776から105.746の間で推移。時間足ボリンジャーバンド-3σを大きく逸脱しての値動きとなった。4時間足ではRSIが30まで急低下しており、日足では今月安値を大きく更新。先月安値水準に迫る勢いだ。
欧州通貨は、ポンドが対米ドルで軟化した。ポンド米ドルは1.2476から1.2407の間で推移。時間足20MA上位から下位へと移行した。4時間足では200SMAが上値レジスタンスとなり停滞しており、日足では20MA超過後のリテストが入っている状態だ。本日の米国時間にてポンドが反発を見せるのか、方向性に注目したい。
本日の指標は、14:00に日・住宅着工戸数、16:00に独・小売売上高、英・ネーションワイド住宅価格、16:30にスイス・小売売上高、16:45に仏・消費者物価指数、仏・生産者物価指数、17:55に独・失業率、22:00に独・消費者物価指数、22:30に加・GDP、米・個人所得、米・PCEデフレータデフレーター、米・ボウマンFRB理事の発言、23:45に米・シカゴ購買部協会景気指数がある予定だ。最弱通貨となった加ドルの回復が見られるのか、注視したい。
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