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最弱通貨となった加ドルの回復が見られるのか注視か

相場レポート

最弱通貨となった加ドルの回復が見られるのか注視か

最弱通貨となった加ドルの回復が見られるのか注視か
本日のポイント
  1. 米・PCEデフレータデフレーター
  2. 加・GDP

前日の米国通貨は、加ドルが米国時間で最弱通貨となった。加ドル円は107.776から105.746の間で推移。時間足ボリンジャーバンド-3σを大きく逸脱しての値動きとなった。4時間足ではRSIが30まで急低下しており、日足では今月安値を大きく更新。先月安値水準に迫る勢いだ。

欧州通貨は、ポンドが対米ドルで軟化した。ポンド米ドルは1.2476から1.2407の間で推移。時間足20MA上位から下位へと移行した。4時間足では200SMAが上値レジスタンスとなり停滞しており、日足では20MA超過後のリテストが入っている状態だ。本日の米国時間にてポンドが反発を見せるのか、方向性に注目したい。

本日の指標は、14:00に日・住宅着工戸数、16:00に独・小売売上高、英・ネーションワイド住宅価格、16:30にスイス・小売売上高、16:45に仏・消費者物価指数、仏・生産者物価指数、17:55に独・失業率、22:00に独・消費者物価指数、22:30に加・GDP、米・個人所得、米・PCEデフレータデフレーター、米・ボウマンFRB理事の発言、23:45に米・シカゴ購買部協会景気指数がある予定だ。最弱通貨となった加ドルの回復が見られるのか、注視したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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