軟化した米ドルが反発を見せるのか注視か

2025.01.24
- 欧・製造業/非製造業PMI
- 欧・ラガルドECB総裁の発言
前日の米国通貨は、昨日発表された米・新規失業保険申請件数が、前回値の21.7万件から22.3万件に微増したことで、米ドルが対ユーロで軟化した。ユーロ米ドルは1.0372から1.0437まで上昇。時間足20MA下位から上位へと移行した。4時間足では200SMAがレジスタンスラインからサポートに切り替わっている。なお日足では今月高値を更新している最中だ。
欧州通貨は、ポンドが対円で拮抗した。ポンド円は192.273から192.996の間で推移。時間足20MAをまたいでの方向感に欠ける展開となった。4時間足では10MAに下値をサポートされての上昇トレンドが継続しており、日足ではボリンジャーバンド-3σからの反発が入っている。
本日は、8:30に日・消費者物価指数、14:00にシンガポール・鉱工業生産、15:30に日・植田日銀総裁の記者会見、17:15に仏・製造業/非製造業PMI、17:30に独・製造業/非製造業PMI、18:00に欧・製造業/非製造業PMI、18:30に英・製造業/非製造業PMI、19:00に欧・ラガルドECB総裁の発言、23:45に米・製造業/非製造業PMI、24:00に米・中古住宅販売件数、米・ミシガン大消費者信頼感指数がある予定だ。軟化した米ドルが反発を見せるのか注視したい。
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