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3円弱上昇したポンド円の勢力が維持されるのか値動きに注目か

相場レポート

3円弱上昇したポンド円の勢力が維持されるのか値動きに注目か

3円弱上昇したポンド円の勢力が維持されるのか値動きに注目か
本日のポイント
  1. 米・新築住宅販売件数
  2. スイス・シュレーゲルSNB総裁の発言

先週末の米国通貨は、米ドルが対ユーロで下落した。ユーロ米ドルは1.0410から1.0521の間で推移。時間足ボリンジャーバンド+2σに沿ってのバンドウォークが確認された。4時間足ではすでにボリンジャーバンド+3σに到達しており、日足ではRSIが60まで上昇。今月高値を更新している最中だ。

欧州通貨は、24日に発表された英・1月サービス業/製造業PMIが、サービス業/製造業ともに前月から改善したことで、ポンドが対円で上昇した。ポンド円は192.074から194.736まで上昇。時間足RSIが73まで急騰した。4時間足では頭上に位置している200SMAまでローソク足が伸びており、日足では200EMAのレジスタンスラインを上抜けた。

本日の指標は、10:30に中・製造業/非製造業PMI、14:00に日・景気先行CI指数、17:10に欧・ラガルドECB総裁の発言、18:00に独・IFO景況指数、22:30に米・シカゴ連銀全米活動指数、24:00に米・新築住宅販売件数、24:30に米・ダラス連銀製造業活動指数、25:30に米・2年債入札、27:00に米・5年債入札、翌6:25にスイス・シュレーゲルSNB総裁の発言がある予定だ。3円弱上昇したポンド円の勢力が維持されるのか、値動きに注目したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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