軟化したポンドに反発が入るのか注意か

2025.01.23
- トルコ・中銀政策金利
- 加・小売売上高
前日の米国通貨は、米ドルが対円で上昇した。米ドル円は155.358から156.702の間で推移。時間足20MAに下値を支持され上昇した。4時間足では200SMAへのタッチで価格が反転しており、日足では20MAより上位にて推移している。なお本日のアジア時間でも米ドルの上昇が見られている。
欧州通貨は、ポンドが対米ドルで反落した。ポンド米ドルは1.2376から1.2307まで下落。時間足20MA上位から下位へと移行した。4時間足ではボリンジャーバンド+2σからの反落が入っており、日足では20MAが上値抵抗帯となり上昇を遮っている。本日の欧州時間でもポンドの軟化が継続するのか注意したい。
本日は、8:50に日・通関ベース貿易収支、14:00にシンガポール・消費者物価指数、16:00にトルコ・消費者信頼感指数、16:45に仏・企業景況感、17:00に台湾・鉱工業生産、18:00にノルウェー・預金金利、20:00にトルコ・TCMB政策金利と声明発表、22:30に米・新規失業保険申請件数、加・小売売上高、24:00に欧・消費者信頼感指数、25:00に米・週間原油在庫、米・トランプ大統領の発言がある予定だ。軟化したポンドに反発が入るのか見極めたい。
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