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軟化したポンドに反発が入るのか注意か

相場レポート

軟化したポンドに反発が入るのか注意か

軟化したポンドに反発が入るのか注意か
本日のポイント
  1. トルコ・中銀政策金利
  2. 加・小売売上高

前日の米国通貨は、米ドルが対円で上昇した。米ドル円は155.358から156.702の間で推移。時間足20MAに下値を支持され上昇した。4時間足では200SMAへのタッチで価格が反転しており、日足では20MAより上位にて推移している。なお本日のアジア時間でも米ドルの上昇が見られている。

欧州通貨は、ポンドが対米ドルで反落した。ポンド米ドルは1.2376から1.2307まで下落。時間足20MA上位から下位へと移行した。4時間足ではボリンジャーバンド+2σからの反落が入っており、日足では20MAが上値抵抗帯となり上昇を遮っている。本日の欧州時間でもポンドの軟化が継続するのか注意したい。

本日は、8:50に日・通関ベース貿易収支、14:00にシンガポール・消費者物価指数、16:00にトルコ・消費者信頼感指数、16:45に仏・企業景況感、17:00に台湾・鉱工業生産、18:00にノルウェー・預金金利、20:00にトルコ・TCMB政策金利と声明発表、22:30に米・新規失業保険申請件数、加・小売売上高、24:00に欧・消費者信頼感指数、25:00に米・週間原油在庫、米・トランプ大統領の発言がある予定だ。軟化したポンドに反発が入るのか見極めたい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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