通貨強弱が明確となるのか米国時間での値動きを注視か

2025.01.22
- 米・MBA住宅ローン申請指数
- 英・公共部門ネット負債
前日の米国通貨は、加ドルが対円で拮抗した。加ドル円は107.325から108.762の間で推移。時間足RSIが30から60の間に停滞した。4時間足では200SMAをまたいでの方向感に欠ける値動きとなっており、日足ではボリンジャーバンド-3σから中心線への回帰が見られている。米国時間で加ドルの方向性が明確となるのか、注視したい。
欧州通貨は、ユーロが対豪ドルで往って来いとなった。ユーロ豪ドルは1.6584から1.6680の間で推移。時間足200SMAに下値をサポートされる形での方向感に欠ける展開となった。4時間足ではローソク足がトライアングルに収縮しており、日足では上ヒゲ陽線にて上値をレジストされている。
本日は、8:30に豪・westpac先行指数、13:00にマレーシア・消費者物価指数、16:00に英・公共部門ネット負債、マレーシア・BNM翌日物政策金利、17:00に南ア・消費者物価指数、台湾・雇用統計、20:00に南ア・小売売上高、21:00に米・MBA住宅ローン申請指数、22:30に加・鉱工業製品価格、24:00に米・景気先行指数、24:05に欧・ラガルドECB総裁の発言、27:00に米・20年債入札がある予定だ。通貨強弱が明確となるのか、米国時間での値動きを慎重に見極めたい。
過去の相場レポート
2025.04.18
軟化している米ドルの休場中の値動きに要警戒か
2025.04.17
ECB政策金利発表でのユーロの値動きを静観か
2025.04.16
上昇した米ドルが要人発言にて変化するのか静観か
2025.04.15
上昇したポンドの上伸性を注視か
2025.04.14
年初来高値を更新したユーロ米ドルの上値追いに注目
2025.04.11
再び見られた円高傾向が継続するのか米国時間での値動きを注視か
2025.04.10
米トランプ大統領の関税停止発言により上昇した米ドルの上値余地に注意か
2025.04.09
連続上昇したユーロ豪ドルの調整の値動きを注視か
2025.04.08
最弱となったポンドの反発余力に注目か
2025.04.07
対円で大きく下落したポンドの下値余地に注意か