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通貨強弱が明確となるのか米国時間での値動きを注視か

相場レポート

通貨強弱が明確となるのか米国時間での値動きを注視か

通貨強弱が明確となるのか米国時間での値動きを注視か
本日のポイント
  1. 米・MBA住宅ローン申請指数
  2. 英・公共部門ネット負債

前日の米国通貨は、加ドルが対円で拮抗した。加ドル円は107.325から108.762の間で推移。時間足RSIが30から60の間に停滞した。4時間足では200SMAをまたいでの方向感に欠ける値動きとなっており、日足ではボリンジャーバンド-3σから中心線への回帰が見られている。米国時間で加ドルの方向性が明確となるのか、注視したい。

欧州通貨は、ユーロが対豪ドルで往って来いとなった。ユーロ豪ドルは1.6584から1.6680の間で推移。時間足200SMAに下値をサポートされる形での方向感に欠ける展開となった。4時間足ではローソク足がトライアングルに収縮しており、日足では上ヒゲ陽線にて上値をレジストされている。

本日は、8:30に豪・westpac先行指数、13:00にマレーシア・消費者物価指数、16:00に英・公共部門ネット負債、マレーシア・BNM翌日物政策金利、17:00に南ア・消費者物価指数、台湾・雇用統計、20:00に南ア・小売売上高、21:00に米・MBA住宅ローン申請指数、22:30に加・鉱工業製品価格、24:00に米・景気先行指数、24:05に欧・ラガルドECB総裁の発言、27:00に米・20年債入札がある予定だ。通貨強弱が明確となるのか、米国時間での値動きを慎重に見極めたい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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