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反発上昇したポンド米ドルの上値余地に注目か

相場レポート

反発上昇したポンド米ドルの上値余地に注目か

反発上昇したポンド米ドルの上値余地に注目か
本日のポイント
  1. 加・消費者物価指数
  2. 英・雇用統計

前日の米国通貨は、加ドルが対円で上昇した。加ドル円は107.754から109.010まで上昇。時間足200EMAラインまでローソク足が大きく伸びた。4時間足ではRSIが38から53まで回復している。しかしながら本日のアジア時間では加ドルの上値が重くなり、昨日安値を更新しているため、米国時間での値動きに十分注意したい。

欧州通貨は、ポンドが対米ドルで大きく上昇した。ポンド米ドルは1.2160から1.2343まで上昇。時間足200SMAのレジスタンスラインを実体足で上抜けた。4時間足では先週高値を更新しており、日足ではボリンジャーバンド-2σからの反発が入り、中心線付近まで価格が回帰している。このままポンドの勢力が維持されるのか、欧州時間での値動きに注目したい。

本日の指標は、16:00に英・ILO失業率、英・雇用統計、17:30に香港・消費者物価指数、19:00に独・ZEW景況感指数、欧・ZEW景況感指数、22:30に加・消費者物価指数、翌6:00に韓・消費者信頼感指数、6:45にNZ・消費者物価指数がある予定だ。反発上昇したポンド米ドルの上値余地に注目したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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