反発上昇したポンド米ドルの上値余地に注目か

2025.01.21
- 加・消費者物価指数
- 英・雇用統計
前日の米国通貨は、加ドルが対円で上昇した。加ドル円は107.754から109.010まで上昇。時間足200EMAラインまでローソク足が大きく伸びた。4時間足ではRSIが38から53まで回復している。しかしながら本日のアジア時間では加ドルの上値が重くなり、昨日安値を更新しているため、米国時間での値動きに十分注意したい。
欧州通貨は、ポンドが対米ドルで大きく上昇した。ポンド米ドルは1.2160から1.2343まで上昇。時間足200SMAのレジスタンスラインを実体足で上抜けた。4時間足では先週高値を更新しており、日足ではボリンジャーバンド-2σからの反発が入り、中心線付近まで価格が回帰している。このままポンドの勢力が維持されるのか、欧州時間での値動きに注目したい。
本日の指標は、16:00に英・ILO失業率、英・雇用統計、17:30に香港・消費者物価指数、19:00に独・ZEW景況感指数、欧・ZEW景況感指数、22:30に加・消費者物価指数、翌6:00に韓・消費者信頼感指数、6:45にNZ・消費者物価指数がある予定だ。反発上昇したポンド米ドルの上値余地に注目したい。
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