下落したクロス円の下値余地に要警戒か
2025.01.16
- 加・住宅着工件数
- 米・フィラデルフィア連銀景況指数
前日の米国通貨は、昨日発表された米・12月消費者物価指数(CPI)が前年比で前月の2.7%から2.9%に上昇し、食品とエネルギーを除くコア指数は前年比で3.3%から3.2%に低下したことで、米ドルが対円で下落した。米ドル円は158.078から155.954まで低下。時間足ボリンジャーバンド-3σまでローソク足が下落した。
欧州通貨は、昨日発表された欧・11月鉱工業生産が、前年比で前月のマイナス1.2%からマイナス1.9%に悪化したことで、ユーロが対円で下落した。ユーロ円は162.884から160.789まで下落。時間足RSIが18まで低下した。日足では今月安値を更新しており、週足では20MAがレジスタンスラインとして、価格が低下している。
本日は、9:30に豪・失業率、14:30に加・グラベルBOC副総裁の発言、16:00に英・GDP、英・鉱工業生産、19:00に欧・貿易収支、21:30に欧・ECB理事会議事要旨公表、22:15に加・住宅着工件数、22:30に米・新規失業保険申請件数、米・小売売上高、米・フィラデルフィア連銀景況指数、米・輸入物価指数、24:00に米・企業在庫、米・NAHB住宅市場指数、25:00に米・ウィリアムズ:NY連銀総裁の発言がある予定だ。下落したクロス円の下値余地に十分警戒したい。
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