対円で上昇した加ドルの方向性を静観か
2025.01.15
- 米・バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言
- 米・消費者物価指数
前日の米国通貨は、加ドルが対円で上昇した。加ドル円は109.189から110.150まで上昇。時間足200SMAのレジスタンスラインを突破した。4時間足では高値更新できずに反落をしており、日足では頭上に控えている200SMA手前にてローソク足が折り返しとなっている。米国時間にて加ドルの勢力が維持されていくのか、慎重に注視したい。
欧州通貨は、ユーロが米国時間で最強通貨となった。ユーロ円は160.976から162.882まで上昇。時間足200SMAの上値抵抗帯を大きく上抜けた。4時間足ではRSIが22から57までの大反発となった。しかしながら本日のアジア時間では再びユーロが弱含んでおり、昨日の上昇幅を相殺しつつある。
本日は、15:00に日・工作機械受注、16:00に英・消費者物価指数、英・生産者物価指数、19:00に欧・鉱工業生産、21:00に米・MBA住宅ローン住宅ローン申請指数、22:30に加・製造業出荷、米・消費者物価指数、23:00に加・中古住宅販売件数、23:20に米・バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言、24:30に米・週間原油在庫、25:00に米・ウィリアムズ:NY連銀総裁の発言がある予定だ。対円で上昇した加ドルの方向性を慎重に注視したい。
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