上値を抑えられたユーロ円の米国時間での回復性に注目か

2025.01.17
- 米・鉱工業生産
- 加・国際証券取扱高
前日の米国通貨は、昨日発表された米・12月小売売上高が、前月の0.7%から0.4%となったことで、米ドルが対円で軟化した。米ドル円は156.523から155.112まで低下。時間足20MAに上値をレジストされる形で値が落ちた。4時間足では200SMAのサポートライン付近までローソク足が低下しており、日足ではRSIが62から44まで下降している。
欧州通貨は、昨日発表された独・12月消費者物価指数の確報値が、前年比で前月の2.6%と変わらなかったにも関わらず、ユーロが対円で下落した。ユーロ円は161.081から159.593まで下落。時間足ボリンジャーバンド-2σに沿っての下降トレンドとなった。4時間足では10MAに上値をレジストされており、日足では200SMAが上値抵抗帯となり価格が反落している。
本日は、16:00に英・小売売上高、16:30にタイ・外貨準備高、17:00チェコ・生産者物価指数、18:00に欧・経常収支、19:00に欧・消費者物価指数、20:00にブラジル・インフレ指数、20:30に印・外貨準備高、22:30に加・国際証券取扱高、米・住宅着工件数、23:15に米・鉱工業生産、米・設備稼働率、翌6:00に英・ベイリーBOE総裁の総裁の発言がある予定だ。上値を抑えられたユーロ円の米国時間での回復性に注目したい。
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