米国時間で強含んだ米ドルがFOMC議事録公表にて変化するのか注意か

2025.01.08
本日のポイント
- 米・ADP雇用統計
- 米・ウォラーFRB理事の発言
前日の米国通貨は、米ドルが米国時間で最強通貨となった。米ドル円は157.390から158.416の間で推移。時間足20MAをまたいでの値動きとなった。4時間足ではボリンジャーバンド+2σまでローソク足が伸びており、日足では10MAが下値支持線となり反発が入っている状況だ。本日のFOMC議事録公表により、米ドルの水準が変化するのか注視したい。
欧州通貨は、ユーロが対オセアニア通貨で弱含んだ。ユーロ豪ドルは1.6644から1.6541まで下落。時間足200SMAに上値をレジストされる形で反落した。4時間足では20MAをまたいでの水準を維持した展開が継続。日足でも4時間足と同様の値動きが見られている。欧州時間にてユーロが他通貨に対し反発を見せるのか、注目したい。
本日は、16:00に独・製造業受注、独・小売売上高、16:45に仏・貿易収支、19:00に欧・生産者物価指数、21:00に米・MBA住宅ローン住宅ローン申請指数、22:00に米・ウォラーFRB理事の発言、22:15に米・ADP雇用統計、22:30に米・新規失業保険申請件数、24:00に米・卸売在庫、24:30に米・週間原油在庫、26:00に米・週間天然ガス貯蔵量、27:00に米・30年債入札、28:00に米・FOMC議事録公表がある予定だ。米国時間で強含んだ米ドルがFOMC議事録公表にて変化するのか、方向性に注意したい。