上昇したポンドの上値余地を静観か

2025.01.07
- 英・ハリファックス住宅価格
- 加・貿易収支
前日の米国通貨は、加ドルが対円で上昇した。加ドル円は108.714から110.008まで上昇。時間足ボリンジャーバンド+2σに沿ってのトレンドが見られた。4時間足ではボリンジャーバンド+3σまでローソク足が突出しており、日足では20MAが下値サポートとなり価格が反転している。このまま加ドルの勢力が維持されていくのか、米国時間での値動きを注視したい。
欧州通貨は、ポンドが対米ドルで上昇した。ポンド米ドルは1.2413から1.2550まで上昇。時間足200SMAの上値抵抗帯を実体足で大きく突破した。4時間足では75MA直下まで価格が伸びており、日足では30付近まで低下していたRSIが46まで回復している。欧州時間にてポンドの伸びに拍車がかかるのか、方向性を静観したい。
本日は、16:00に英・ハリファックス住宅価格、16:30にスイス・消費者物価指数、16:45に仏・消費者物価指数、18:30に英・建設業PMI、19:00に欧・消費者物価指数、欧・失業率、22:00に米・バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言、22:30に加・貿易収支、米・貿易収支、24:00に加・Ivey購買部協会指数、米・ISM非製造業景気指数、米・JOLTS求人、27:00に米・10年債入札がある予定だ。上昇したポンドの上値余地を慎重に静観したい。
過去の相場レポート
2025.08.15
続伸から一転し日足陰線となったポンド円の方向性を注視か
2025.08.14
最弱となった米ドルがさらなる軟化を見せるのか方向性に注目か
2025.08.13
英失業率改善にて対円で上昇したポンドの上値余地を注視か
2025.08.12
拮抗しているポンド米ドルの方向性が明確となるのか値動きに注目か
2025.08.11
日本円に次いで弱含んだスイスフランの回復余地を静観か
2025.08.08
下落した加ドル円が回復を見せるのか米国時間での値動きに注目か
2025.08.07
BOE政策金利発表でのポンドのボラティリティに要注意か
2025.08.06
最弱から一転、回復したポンド円の上値余地を注視か
2025.08.05
上値が限定されたユーロの続落性に要警戒か
2025.08.04
日本円についで強含んだユーロの上伸性を注視か