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下落トレンドが継続しているユーロ米ドルの価格動向を静観か

相場レポート

下落トレンドが継続しているユーロ米ドルの価格動向を静観か

下落トレンドが継続しているユーロ米ドルの価格動向を静観か
本日のポイント
  1. 欧・ECB月例報告
  2. 米・チャレンジャー人員削減予定数

前日の米国通貨は、加ドルが対円で下落した。加ドル円は110.278から109.872まで下落。時間足20MA上位から下位へと移行した。4時間足では20MAより上位の水準にて今月から継続している反発上昇のトレンドを維持している。日足では頭上にある200SMAのレジスタンス直前にて上値が重くなっている状況だ。

欧州通貨は、ユーロが対米ドルで下落した。ユーロ米ドルは1.0357から1.0273まで下落。2日続落した。4時間足では75MA付近にて価格が転換しており、日足では20MAに上値を抑えられる下落トレンドが昨年10月から継続している。ユーロが対米ドルにて転換を見せるのか、欧州時間での値動きに注目したい。

本日は、16:00に独・鉱工業生産、独・貿易収支、18:00に欧・ECB月例報告、19:00に欧・小売売上高、21:30に米・チャレンジャー人員削減予定数、23:00に米・ハーカー:フィラデルフィア連銀総裁の発言、23:05に米・コリンズ:ボストン連銀総裁の発言、25:00に英・ブリーデンBOE副総裁の発言、26:45に米・バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言、27:35に米・ボウマンFRB理事の発言がある予定だ。下落トレンドが継続しているユーロ米ドルの価格動向を慎重に静観したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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