米PCEデフレータ発表にて強弱性に変化が生じるのか注視か

2024.12.20
本日のポイント
- 米・PCEデフレータ
- 日・消費者物価指数
前日の米国通貨は、FOMC明けの米ドルが日本円に対し上昇した。米ドル円は154.438から157.795まで上昇。時間足10MAに沿っての上昇トレンドが発生した。日足ではボリンジャーバンド+3σまでローソク足が伸びており、週足では下落傾向だったRSIが48から60まで回復している。
欧州通貨は、ユーロが対米ドルで拮抗した。ユーロ米ドルは1.0347から1.0421の間で推移。時間足20MA直下付近で価格が拮抗した。4時間足ではRSIが30付近で膠着しており、日足ではボリンジャーバンド-3σ付近での反発を試みている最中だ。ユーロが対米ドルで米国時間にかけて反発していくのか、方向性を見極めたい。
本日は、8:30に日・消費者物価指数、13:00にマレーシア・消費者物価指数、16:00に英・小売売上高、英・公共部門ネット負債、独・生産者物価指数、トルコ・消費者信頼感指数、16:45に仏・生産者物価指数、17:30に香港・経常収支、19:30に露・政策金利、22:30に米・個人所得、米・PCEデフレータ、米・ウィリアムズNY連銀総裁の発言、24:00に欧・消費者信頼感指数、米・ミシガン大消費者信頼感指数がある予定だ。米国時間でのPCEデフレータ発表にて強弱性に変化が生じるのか注視したい。