上昇から一転下落したユーロ円の方向性を注視か

2024.12.19
- 米・中古住宅販売件数
- 英・BOE総裁の政策金利と声明発表
前日の米国通貨は、FOMCにて政策金利が0.25%引き下げられ4.25-4.50%となったにも関わらず、来年の利下げペースが鈍化したことで、米ドルが他通貨に対し上昇した。ユーロ米ドルは1.0511から1.0346まで下落。時間足RSIが16まで低下した。日足では先月の今年安値に迫る場面があったが、本日のアジア時間では若干の反発が入り1.0380まで回復している。
欧州通貨は、米ドル高円高に押されユーロ安となった。ユーロ円は161.534から159.812まで下落。時間足200SMAのサポートラインを一時的に下抜けた。週足では20MAがレジスタンスラインとして機能し、反落が入る形となった。このままユーロが対円で下落していくのか、米国時間での値動きに注意したい。
本日は、15:30に日・植田日銀総裁の記者会見、16:00に独・GFK消費者信頼感指数、スイス・貿易収支、21:00に英・BOE総裁の政策金利と声明発表、22:30に米・新規失業保険申請件数、米・第3四半期GDP、米・フィラデルフィア連銀景況指数、24:00に米・景気先行指数、米・中古住宅販売件数、24:30に米・週間原油在庫、25:00に米・カンザスシティ連銀製造業活動指数がある予定だ。上昇から一転下落したユーロ円の方向性を注視したい。
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