米FOMC前の米ドルの値動きに要警戒か

2024.12.17
- 米・鉱工業生産
- 独・IFO景況指数
前日の米国通貨は、明日の米FOMCを前に米ドルが対円で上昇した。米ドル円は153.335から154.466まで上昇。時間足20MAに沿っての価格上昇が見られた。4時間足ではボリンジャーバンド+2σに沿って値が伸びており、日足では6日続伸している。このまま米ドルが対円で上昇するのか、米国時間での価格変動に注意したい。
欧州通貨は、スイスフランが対円で行って来いとなった。終日最弱通貨となっていた日本円に対し、スイスフランが拮抗。フラン円は171.713から172.862の間での値動きとなった。4時間足では200EMAが上値抵抗帯として価格が跳ね返されており、日足では200SMA直下にて方向感を模索している最中だ。週足ではボリンジャーバンド幅が収縮しておりRSIが50付近に張り付いている。
本日の指標は、16:00に英・失業率、17:30に香港・失業率、18:00に独・IFO景況指数、19:00に独・ZEW景況感調査、欧・貿易収支、21:00にメキシコ・小売売上高、22:30に加・消費者物価指数、加・国債証券取扱高、米・小売売上高、23:15に米・鉱工業生産、米・設備稼働率、24:00に米・企業在庫、米・NAHB住宅市場指数、27:00に米・20年債入札がある予定だ。米FOMC前の米ドルの値動きをじっくりと見極めたい。
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