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米雇用統計と要人発言による米ドルの方向性に警戒か

相場レポート

米雇用統計と要人発言による米ドルの方向性に警戒か

米雇用統計と要人発言による米ドルの方向性に警戒か
本日のポイント
  1. 米・ミシガン大消費者信頼感指数
  2. 米・グールズビー:シカゴ連銀総裁の発言

前日の米国通貨は、米ドルが対円で往って来いとなった。米ドル円は149.662から150.732の間で推移。時間足20MAを跨いでの値動きが見られた。4時間足でも同様に20MA直下での方向感に欠ける値動きとなっており、日足では200SMAに上値をレジストされている最中だ。

欧州通貨は、ユーロが対米ドルで上昇した。ユーロ米ドルは1.0504から1.0587まで上昇。時間足20MAからの上昇が見られた。4時間足ではRSIが39から69まで上昇しており、日足でも同様にRSIが中心ラインまで回帰している。このままユーロが弱含んでいる米ドルに対し上伸していくのか、米国時間での要人発言に注意したい。

本日は、14:00に日・景気先行指数、16:00に独・鉱工業生産、独・貿易収支、英・ハリファックス住宅価格、16:45に仏・貿易収支、仏・経常収支、19:00に欧・第3四半期GDP、22:30に加・雇用統計、米・雇用統計、23:15に米・ボウマンFRB理事の発言、24:00に加・IIvey購買部協会指数、米・ミシガン大消費者信頼感指数、24:30に米・グールズビー:シカゴ連銀総裁の発言がある予定だ。米雇用統計と要人発言による米ドルの方向性に十分警戒したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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