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米雇用統計にて失業率悪化にも関わらず上昇した米ドルの反落性に注意か

相場レポート

米雇用統計にて失業率悪化にも関わらず上昇した米ドルの反落性に注意か

米雇用統計にて失業率悪化にも関わらず上昇した米ドルの反落性に注意か
本日のポイント
  1. メキシコ・消費者物価指数
  2. 米・卸売在庫

先週末の米国通貨は、6日に発表された米・11月雇用統計にて、非農業部門雇用者数が市場予想の20.0万人から22.7万人に上振れた一方、失業率が4.1%から4.2%に0.1ポイント上昇したことで、米ドルが対円で下落した。米ドル円は150.693から149.372まで低下。時間足ボリンジャーバンド-3σまで値が落ちた。日足では200SMAに上値をレジストされる形となっている。

欧州通貨は、6日に発表された独・10月鉱工業生産が、前年比で前月のマイナス4.6%からマイナス4.5%に改善したにも関わらず、ユーロが対米ドルでわずかに下落した。ユーロ米ドルは1.0629から1.0543まで低下。時間足20MAを割り込み75MA直下まで下落した。日足では20MAが上値抵抗帯となり価格が反落している。

本日は、8:50に日・実質GDP2次速報値、日・国際収支、10:30に中・生産者物価指数、12:00にインドネシア・消費者信頼感指数、14:30にスウェーデン・予想価格動向、16:00にノルウェー・生産者物価指数、17:00に台湾・貿易収支、21:00にメキシコ・消費者物価指数、22:30に英・ラムスデンBOE副総裁の発言、24:00に米・卸売在庫、25:30に米・6ヶ月債入札がある予定だ。米雇用統計にて失業率が悪化したにも関わらず上昇した米ドルの反落性に注意したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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