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反発したユーロ円が上値更新をしていくのか注目か

相場レポート

反発したユーロ円が上値更新をしていくのか注目か

反発したユーロ円が上値更新をしていくのか注目か
本日のポイント
  1. 仏・消費者物価指数
  2. スイス・KOF先行指数

前日の米国通貨は、米ドルが対円で強含んだ。米ドル円は150.846から151.939まで反発。時間足20MAを跨いでの値動きとなった。一方で4時間足ではRSIが依然37付近の低位置で推移しており、本日のアジア時間では150円割れの米ドル安となっている。このまま米ドルが軟化し対円で下落していくのか、進行方向に注意したい。

欧州通貨は、昨日発表された独・11月消費者物価指数の速報値が、前年比で前月の2.0%から2.2%に上昇したことで、ユーロが対円で反発した。ユーロ円は159.431から160.332までわずかに上昇。時間足20MAを跨いでの値動きが見られた。ただ日足ではボリンジャーバンド-2σに沿っての下落トレンドが継続しているため、欧州時間での値動きに警戒したい。

本日の指標は、8:30に日・雇用統計、日・東京消費者物価指数、8:50に日・鉱工業生産、16:00にタイ・経常収支、16:45に仏・生産者物価指数、仏・消費者物価指数、17:00にスイス・実質GDP、スイス・KOF先行指数、17:55に独・雇用統計、19:00に欧・消費者物価指数(HICP)、19:30に英・BOE金融安定報告書、20:00に英・ベイリーBOE総裁の記者会見、22:00に独・ナーゲル独連銀総裁の発言、22:30に加・実質GDPがある予定だ。反発したユーロ円が上値更新をしていくのか、慎重に見極めたい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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