下落した加ドル円の下値余地に要警戒か

2024.11.27
本日のポイント
- NZ・RBNZ政策金利と声明発表
- メキシコ・貿易収支
前日の米国通貨は、加ドルが対円で下落した。加ドル円は110.234から108.562まで下落。時間足20MAに上値をレジストされる形で下落した。4時間足ではすでにサポートラインとして機能していた200SMAを実体足で下抜けており、日足では今月安値を更新しており、200SMAタッチからの反落が継続している状況だ。
欧州通貨は、ユーロが対米ドルで往って来いとなった。ユーロ米ドルは1.0424から1.0544の間で推移。時間足では20MAをまたいでの値動きが見られた。4時間足でも同様に20MAに張りつく形で推移しており、日足では10MA付近での推移が継続している状況だ。米国時間に入りユーロ米ドルの値動きに方向性が現れるのか注視したい。
本日は、9:30に豪・消費者物価指数、10:00にNZ・RBNZ政策金利と声明発表、11:00にNZ・オアRBNZ総裁の記者会見、18:30に独・GFK消費者信頼感調査、21:00に米・MBA住宅ローン申請指数、メキシコ・貿易収支、22:30に米・新規失業保険申請件数、米・実質GDP、米・卸売在庫、米・耐久財受注、23:45に米・シカゴ購買部協会景気指数、24:00に米・個人所得、米・PCEデフレーター、25:00に露・雇用統計がある予定だ。下落した加ドル円の下値余地に十分警戒したい。