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下落した加ドル円の下値余地に要警戒か

相場レポート

下落した加ドル円の下値余地に要警戒か

下落した加ドル円の下値余地に要警戒か
本日のポイント
  1. NZ・RBNZ政策金利と声明発表
  2. メキシコ・貿易収支

前日の米国通貨は、加ドルが対円で下落した。加ドル円は110.234から108.562まで下落。時間足20MAに上値をレジストされる形で下落した。4時間足ではすでにサポートラインとして機能していた200SMAを実体足で下抜けており、日足では今月安値を更新しており、200SMAタッチからの反落が継続している状況だ。

欧州通貨は、ユーロが対米ドルで往って来いとなった。ユーロ米ドルは1.0424から1.0544の間で推移。時間足では20MAをまたいでの値動きが見られた。4時間足でも同様に20MAに張りつく形で推移しており、日足では10MA付近での推移が継続している状況だ。米国時間に入りユーロ米ドルの値動きに方向性が現れるのか注視したい。

本日は、9:30に豪・消費者物価指数、10:00にNZ・RBNZ政策金利と声明発表、11:00にNZ・オアRBNZ総裁の記者会見、18:30に独・GFK消費者信頼感調査、21:00に米・MBA住宅ローン申請指数、メキシコ・貿易収支、22:30に米・新規失業保険申請件数、米・実質GDP、米・卸売在庫、米・耐久財受注、23:45に米・シカゴ購買部協会景気指数、24:00に米・個人所得、米・PCEデフレーター、25:00に露・雇用統計がある予定だ。下落した加ドル円の下値余地に十分警戒したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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