米大統領選にて一強となった米ドルの上値余地に警戒か
2024.11.06
- 日・BOJ議事要旨公表
- 欧・生産者物価指数
前日の米国通貨は、米国時間で最弱通貨となった。ユーロ米ドルは1.0871から1.0935まで上昇。時間足ボリンジャーバンド+2σに沿って価格が伸びた。しかしながら本日のアジア時間では米大統領選開票速報の結果により米ドル高となっており、ユーロ米ドルは1.0702まで急落している。
欧州通貨は、昨日発表されたスイス・10月雇用統計にて、季節調整済み失業率が前月の2.6%と変わらなかったことで、スイスフランが対円で上昇した。フラン円は169.340から177.250まで上昇。時間足20MA下位からの反発が入った。日足では20MAタッチにて反発が入っているため、継続したスイスフランの上昇に注目したい。
本日は、8:50に日・BOJ議事要旨公表、16:00に独・製造業受注、17:50に仏・非製造業PMI、17:55に独・非製造業PMI、18:00に欧・非製造業PMI、18:30に英・建設業PMI、19:00に欧・生産者物価指数、21:00に米・MBA住宅ローン申請指数、23:00に欧・ラガルドECB総裁の発言、24:00に加・Ivey購買部協会指数、24:30に米・週間原油在庫、27:00に米・30年債入札がある予定だ。米大統領選にて一強となった米ドルの上値余地に十分警戒したい。
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