株安フラン高となったスイスフランの方向性を静観か
2024.11.05
- 英・非製造業PMI
- 米・ISM非製造業景況指数
前日の米国通貨は、米ドルがアジア時間から終日最弱通貨となった。米ドルフランは0.8680から00.8614まで下落。時間足10MAに沿っての下落トレンドが発生した。4時間足ではボリンジャーバンド-2σまで下降しており、日足では一時的にサポートラインの20MAを割り込んだ。このまま米ドルが対フランで軟化していくのか、方向性に注意したい。
欧州通貨は、スイスフランが米国時間で最強通貨となった。フラン円は175.298から176.273まで上昇。時間足20MA下位から上位へと移行した。4時間足では75MAが下値サポートとなり機能しており、日足では20MAまで下降することなく再びの上昇基調に入りつつある状況だ。
本日は、10:45に中・財新非製造業PMI、12:30に豪・RBA政策金利と声明発表、113:30に豪・ブロックRBA総裁の記者会見、15:45にスイス・失業率、16:45に仏・鉱工業生産、仏・製造業生産指数、仏・財政収支、18:30に英・非製造業PMI、22:30に加・貿易収支、米・貿易収支、23:45に米・非製造業PMI、24:00に米・ISM非製造業景況指数、27:00に米・10年債入札、翌6:45にNZ・第3四半期失業率がある予定だ。株安フラン高となったスイスフランの方向性をじっくりと注視したい。
過去の相場レポート
2024.11.12
上値が重くなったスイスフランの回復性に注目か
2024.11.11
加・雇用統計悪化にて下落した加ドルの回復性に注目か
2024.11.08
0.25%利下げで上値が重くなった米ドルの下値余地に要警戒か
2024.11.07
トランプ氏圧勝で全面高となった米ドルの上値余地を静観か
2024.11.06
米大統領選にて一強となった米ドルの上値余地に警戒か
2024.11.05
株安フラン高となったスイスフランの方向性を静観か
2024.11.04
CPI低下で上値が重くなったスイスフランの下伸性に注目か
2024.11.01
約3.5円下落したポンド円の反発力を注視か
2024.10.31
独・失業率悪化となったユーロの値動きを注視か
2024.10.30
2円近く上昇したポンド円の上値余地を静観か