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株安フラン高となったスイスフランの方向性を静観か

相場レポート

株安フラン高となったスイスフランの方向性を静観か

株安フラン高となったスイスフランの方向性を静観か
本日のポイント
  1. 英・非製造業PMI
  2. 米・ISM非製造業景況指数

前日の米国通貨は、米ドルがアジア時間から終日最弱通貨となった。米ドルフランは0.8680から00.8614まで下落。時間足10MAに沿っての下落トレンドが発生した。4時間足ではボリンジャーバンド-2σまで下降しており、日足では一時的にサポートラインの20MAを割り込んだ。このまま米ドルが対フランで軟化していくのか、方向性に注意したい。

欧州通貨は、スイスフランが米国時間で最強通貨となった。フラン円は175.298から176.273まで上昇。時間足20MA下位から上位へと移行した。4時間足では75MAが下値サポートとなり機能しており、日足では20MAまで下降することなく再びの上昇基調に入りつつある状況だ。

本日は、10:45に中・財新非製造業PMI、12:30に豪・RBA政策金利と声明発表、113:30に豪・ブロックRBA総裁の記者会見、15:45にスイス・失業率、16:45に仏・鉱工業生産、仏・製造業生産指数、仏・財政収支、18:30に英・非製造業PMI、22:30に加・貿易収支、米・貿易収支、23:45に米・非製造業PMI、24:00に米・ISM非製造業景況指数、27:00に米・10年債入札、翌6:45にNZ・第3四半期失業率がある予定だ。株安フラン高となったスイスフランの方向性をじっくりと注視したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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