小幅上昇したユーロが欧州時間でも伸びていくのか方向性を注視か
2024.10.28
- 英・CBI小売売上高
- 米・ダラス連銀製造業景気指数
先週末の米国通貨は、25日に発表された加・8月小売売上高が、前月の0.9%から0.4%に減少したことで、加ドルが対円で行って来いとなった。加ドル円は109.342から109.930の間で推移。時間足20MAを跨いでの値動きが見られた。4時間足でも同様に20MA直下で硬直している状況となった。
欧州通貨は、25日に発表された独・IFO景況感指数が、前月の85.4から86.5に改善したことで、ユーロが対円でわずかに上昇した。ユーロ円は163.943から164.787まで上昇。時間足20MA下位から上位へと移行した。なお本日のアジア時間では強力な上昇が見られており、すでに166.017まで急騰している。
本日の指標は、12:30にタイ・貿易収支、16:00にスウェーデン・貿易収支、17:30に香港・貿易収支、20:00に英・CBI小売売上高、21:00にメキシコ・貿易収支、23:30に米・ダラス連銀製造業景気指数、24:30に米・6ヶ月債入札、26:30に加・マックレムBOC総裁の発言がある予定だ。小幅上昇したユーロが欧州時間でも伸びていくのか、方向性を注視したい。
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