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BOCにて政策金利が0.5%引き下げられるのか加ドルの値動きに警戒か

相場レポート

BOCにて政策金利が0.5%引き下げられるのか加ドルの値動きに警戒か

BOCにて政策金利が0.5%引き下げられるのか加ドルの値動きに警戒か
本日のポイント
  1. 加・BOC政策金利と声明発表
  2. 加・マックレムBOC総裁の記者会見

前日の米国通貨は、本日のBOC政策金利発表を控えた加ドルが対円で上昇した。加ドル円は108.781から109.385まで上昇。時間足20MAに沿っての上昇が見られた。4時間足では10MAが下値サポートとなっており、日足では200EMAのレジスタンスラインを上抜けつつある状況だ。本日のBOCでは0.5%の利下げが予想されているため、指標直後の値動きに警戒したい。

欧州通貨は、ユーロが日本円に次いで弱含んだ。ユーロ米ドルは1.0838から1.0792まで下落。時間足20MA上位から下位へと移行した。4時間足では20MAが上値レジスタンスとなり反落しており、日足ではすでに200SMAのサポートラインを実体足で下抜けている。週足では今年7月後半以来の安値圏まで値が落ちているため、欧州時間での反発可否に注目したい。

本日は、14:00にシンガポール・消費者物価指数、16:00にトルコ・消費者信頼感指数、17:00に南ア・消費者物価指数、台湾・鉱工業生産、20:00に米・MBA住宅ローン申請指数、22:45に加・BOC政策金利と声明発表、23:00に欧・ラガルドECB総裁の発言、米・中古住宅販売件数、23:30に加・マックレムBOC総裁の記者会見、米・週間原油在庫、26:00に米・20年債入札、27:00に米・ベージュブックがある予定だ。BOCにて政策金利が0.5%引き下げられるのか、発表直後の加ドルの値動きに警戒したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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