米国時間で最強通貨となった米ドルが勢力を維持するのか注視か
2024.10.22
- 英・公共部門ネット負債
- メキシコ・経済活動指数
前日の米国通貨は、昨日発表された米・9月景気先行指数が、前月のマイナス0.2%からマイナス0.5%となり市場予想も下振れたにも関わらず、米ドルが対円で上昇した。米ドル円は149.086から150.880まで上昇。時間足ボリンジャーバンド+2σに沿ってのバンドウォークが確認された。4時間足ではRSIが70まで上昇しており、日足では200EMAが下値サポートとなり力強く上昇している。
欧州通貨は、昨日発表された独・9月生産者物価指数が、前年比で前月のマイナス0.8%からマイナス1.4%に悪化したにも関わらず、ユーロが対円で上昇した。ユーロ円は161.996から163.451まで上昇。時間足200SMAの上値抵抗帯をブレイクした。4時間足ではボリンジャーバンド+2σまで値が伸びており、日足では20MAが下値支持線となりつつある。
本日は、15:00に英・公共部門ネット負債、17:00にフィリピン・小売売上高、17:30に香港・消費者物価指数、21:00にハンガリー・政策金利と声明発表、メキシコ・経済活動指数、21:30に加・鉱工業製品価格、加・生産者物価指数、22:25に英・ベイリーBOE総裁の発言、23:00に米・リッチモンド連銀製造業指数、米・ハーカー:フィラデルフィア連銀総裁の発言、30:00に韓・消費者信頼感指数がある予定だ。米国時間で最強通貨となった米ドルが勢力を維持するのか、慎重に見極めたい。
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