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弱含んだ米ドルが反発するのか週始めの値動きに注目か

相場レポート

弱含んだ米ドルが反発するのか週始めの値動きに注目か

弱含んだ米ドルが反発するのか週始めの値動きに注目か
本日のポイント
  1. 英・ライトムーブ住宅価格
  2. フィリピン・鉱工業生産

先週末の米国通貨は、18日に発表された米・9月住宅着工件数が、前月の135.6万件から135.4万件に低下したことで、米ドルが対円で弱含んだ。米ドル円は150.278から149.363まで低下。時間足75MAを実体足で下抜けた。4時間足では20MAを上位から下位へと下抜けており、日足では今年7月1日を起点としたフィボナッチリトレースメント50%ラインにて反落している。

欧州通貨は、18日に発表された英・9月小売売上高が前年比で前月の2.5%から3.9%に上昇したことで、ポンドが対米ドルで上昇した。ポンド米ドルは1.2298から1.3070まで上昇。時間足200EMA直下まで反発した。4時間足では20MA下位から上位へと移行しており、日足ではRSIが36から42まで上昇している。

本日は、8:01に英・ライトムーブ住宅価格、10:00に中・ローンプライムレート、15:00に独・生産者物価指数、17:00にフィリピン・鉱工業生産、21:15に米・ローガン:ダラス連銀総裁の発言、23:00に米・景気先行指数、23:30にトルコ・中央政府債務、24:30に米・6ヶ月債入札、26:00に米・カシュカリ:ミネアポリス連銀総裁の発言がある予定だ。弱含んだ米ドルが反発するのか、週始めの値動きに注目したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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