米国時間での重なる要人発言による価格変動に警戒か
2024.10.18
- 欧・経常収支
- 米・ウォラーFRB理事の発言
前日の米国通貨は、昨日発表された米・9月鉱工業生産が、前月の0.8%からマイナス0.3%となったにも関わらず、米ドルが対円で上昇した。米ドル円は149.243から150.322まで上昇。時間足20MAに沿って上向いた。一方で本日のアジア時間では昨日上昇分の半値付近まですでに下落しているため、米国時間でも米ドルが上伸するかは、慎重に判断したいところだ。
欧州通貨は、昨日発表された欧・ECB金融政策決定会合にて、政策金利が3.65%から3.4%に0.25%引き下げられたことで、米国時間でユーロが弱含んだ。ユーロ米ドルは1.0873から1.0811まで下落。時間足20MAに沿って下降した。4時間足では10MAが上値レジスタンスとして機能しており、日足では4営業日連続陰線となった。
本日は、日・消費者物価指数、8:50に日・対外/対内証券投資、10:30に中・新築住宅販売価格、11:00に中・実質GDP、中・鉱工業生産、15:00に英・小売売上高、17:00に欧・経常収支、17:30に香港・雇用統計、18:00に欧・建設業生産高、21:30に米・住宅着工件数、22:30に米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言、23:00に米・カシュカリ:ミネアポリス連銀総裁の発言、25:10に米・ウォラーFRB理事の発言がある予定だ。米国時間での重なる要人発言による価格変動に警戒したい。
過去の相場レポート
2025.01.13
米雇用統計好調も対円で下落した米ドルの下値余地に要警戒か
2025.01.10
上値が重くなった加ドルの米国時間での反発性に注目か
2025.01.09
下落トレンドが継続しているユーロ米ドルの価格動向を静観か
2025.01.08
米国時間で強含んだ米ドルがFOMC議事録公表にて変化するのか注意か
2025.01.07
上昇したポンドの上値余地を静観か
2025.01.06
上昇したポンド円の欧州時間での値動きに注目か
2024.12.27
休暇明けに上昇した米ドルの上値余地に注目か
2024.12.26
欧米の休暇明けの通貨強弱を注視か
2024.12.25
休場後の通貨強弱性を静観か
2024.12.24
ボラティリティが低下する中での急激な価格変動に注意か