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加・住宅着工件数好調で上昇した加ドルの方向性に注目か

相場レポート

加・住宅着工件数好調で上昇した加ドルの方向性に注目か

加・住宅着工件数好調で上昇した加ドルの方向性に注目か
本日のポイント
  1. 欧・貿易収支
  2. トルコ・TCMB中銀政策金利と声明発表

前日の米国通貨は、昨日9月住宅着工件数が発表され、前月の21.7万件から22.3万件に増加したことで、加ドルが米国時間で最強通貨となった。加ドル円は108.014から108.908まで上昇。時間足ボリンジャーバンド+2σに沿ってのバンドウォークが確認された。4時間足ではRSIが60まで上昇。日足では75MA直下で推移している。

欧州通貨は、本日のECB政策金利発表を控えたユーロが、対円でわずかに上昇した。ユーロ円は162.112から162.879まで上昇。時間足20MAをまたいでの推移となった。4時間足では20MAより下位に位置しており、RSIが緩やかに下降している。日足ではMAが密集しており方向感が出にくくなっているため、本日のECBによる変動に注意したい。

本日は、8:50に日・通関ベース貿易収支、9:30に豪・雇用統計、13:30に日・第3次産業活動指数、18:00に欧・貿易収支、欧・消費者物価指数、20:00にトルコ・TCMB中銀政策金利と声明発表、21:15に欧・ECB政策金利と声明発表、21:30に加・国際証券取扱高、米・小売売上高、米・フィラデルフィア連銀景況指数、米・新規失業保険申請件数、21:45に欧・ラガルドECB総裁の発言、22:15に米・鉱工業生産、23:00に米・企業在庫、24:00に米・週間原油在庫がある予定だ。加・住宅着工件数好調で上昇した加ドルの方向性に注目したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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