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最強通貨となった日本円の上伸性を静観か

相場レポート

最強通貨となった日本円の上伸性を静観か

最強通貨となった日本円の上伸性を静観か
本日のポイント
  1. 南ア・小売売上高
  2. 英・生産者物価指数

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって下落となり、株安・金利安・原油安の相場展開となった。原油WTIは節目の70ドルをかろうじて維持し、70.2ドル付近まで下落。一方の天然ガスは前日から0.89%上昇し、2.49ドル台での推移となった。主要貴金属5銘柄はまちまちの展開となり、大きく上昇したシルバーは、前日から1.3%上昇。31.5ドルまで値を上げた。

為替市場は、日本円がアジア時間終盤から米国時間にかけて最強通貨となった。豪ドル円は100.773から99.841まで下落。時間足20MAに上値をレジストされての下落が見られた。4時間足ではサポートラインの75MAを実体足で下抜けており、日足では200SMA直下での推移が1週間以上継続している。

本日の指標は、8:50に日・機械受注、15:00に英・消費者物価指数、英・小売売上高、英・生産者物価指数、16:00にタイ・政策金利と声明発表、20:00に南ア・小売売上高、20:00に米・MBA住宅ローン申請指数、21:15に加・住宅着工件数、21:30に加・製造業売上高、米・輸入物価指数、27:40に欧・ラガルドECB総裁の発言が予定されている。最強通貨となった日本円の上伸性を慎重に静観したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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