PPIにて上値が重くなったスイスフランの下値余地に警戒か

2024.10.15
- 日・鉱工業生産
- 加・消費者物価指数
前日の米国通貨は、加ドルが対円で上昇した。加ドル円は108.205から108.721まで上昇。時間足20MA下位から上位へと移行した。4時間足では75MAからの反発が入っており、日足では10MAに下値をサポートされている状況だ。このまま加ドルが対円で上伸していくのか、欧州時間での値動きに注意したい。
欧州通貨は、昨日スイス・9月生産者物価指数(PPI)が発表され、前月の0.2%からマイナス0.1%となったことで、スイスフランが対円で下落した。フラン円は174.075から173.420まで下落。時間足20MA上位から下位へと移行した。4時間足ではRSIが62から49まで低下しており、日足では上昇局面での調整下落をしている最中だ。
本日は、13:30に日・鉱工業生産、15:00にスウェーデン・消費者物価指数、英・雇用統計、15:45に仏・消費者物価指数、18:00に独・ZEW景況感指数、欧・ZEW景況感指数、18:30に南ア・SACCI景況感指数、21:30に加・消費者物価指数、米・NY連銀製造業景気指数、加・卸売売上高、24:30に米・デイリー:サンフランシスコ連銀総裁の発言、26:00に米・クーグラーFRB理事の発言がある予定だ。PPIにて上値が重くなったスイスフランの下値余地に十分警戒したい。
過去の相場レポート
2025.10.17
対米ドルで上昇したポンドが伸びていくのか欧州時間での方向性を注視か
2025.10.16
最強となったポンドの勢力が維持されるのか欧州時間での値動きを注視か
2025.10.15
対円で上昇したユーロの上伸性に注目か
2025.10.14
ベイリーBOE総裁の発言内容でポンドが明確な方向性を示すのか注視か
2025.10.13
加・失業率変わらずも対円で下落した加ドルの下値余地に注目か
2025.10.10
対米ドルで軟化したユーロの下値余地に警戒か
2025.10.09
対米ドルで下落したポンドの下伸性に注意か
2025.10.08
対円で上昇し年初来高値を更新したポンド円の上値余地に要警戒か
2025.10.07
日本に次いで弱含んだユーロの下値余地に警戒か
2025.10.06
対円で上昇したユーロが上値を伸ばすのか方向性に注目か